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ヴァージナルのメンテナンス

昨日、我が家のイタリアン・ヴァージナルのメンテナンスをお願いしました。

そういえば、このヴァージナルの作者、久保田彰さんがこの楽器を造るとき「孫を見守るおじいちゃんの気持ちで・・」とおっしゃっていましたっけ。これから末永~く定期的にこの楽器のメンテナンスをお願いする島田さんはスラリと背の高いそれはステキな女性、ヴァージナルの”お母さん”と言っては失礼になってしまいそうですが、昨日のていねいな仕事を拝見し、指先からほころび響くヴァージナルの暖かな音色を聴いて、そんなふうに思ってしまいました。

今年の6月で1歳になったイタリアン・ヴァージナルですが、2回の梅雨の季節を過ごして、しっとりとしっかりと響きが安定してきたと思います。ただ、久保田さんが意図的に最初はしっかり楽器を鳴らすようにヴォイシング(チェンバロの発音機構にあるツメを削ること)を少し硬めに調節してくださっていましたし、私がいろいろといじったためにバランスも悪くなってしまったこともあって、最近は硬めのタッチとそのばらつきがすごく気になっていました。

島田さんにツメを1本1本調整していただいた結果、音のつながりがよりまろやかになり、あたたか~くなりました。となりの部屋には響かないとはいえ、あまりの音の鳴り響きに夜はさすがに蓋を閉めてこれまでは練習していましたが、蓋を取っても気にならないほどやわらかになり、それでいてイタリアン・ヴァージナル特有のカラリとした芯のしっかり残る理想的響きになってきました。しかもタッチがやわらかくてすごく弾きやすいのです・・!

ほんとうにうれしいです 

どんな楽器もそうですが、こうして手をかけているとどんどん良い子に育ちますねぇ・・

10月2日の、千葉市生涯学習センターでの演奏会を控えて、イタリアン・ヴァージナルも準備完了です。

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