アンテロープ リコーダー・コンソート Antelope recorder consort

"...O, sweetest Melancholly !" たくさんのご来場ありがとうございました

アンテロープ リコーダー・コンソート、第2回公演を先週の木曜日に行いました。たくさんのご来場、ほんとうにありがとうございました。

テーマのおかげでしょうか。思いがけないところからさまざまに反響があり、「こんな地味なプログラム・・」と思っていたところに大きな勇気をいただきました。私はバードのミサ曲が好きで、教育実習の合唱の授業で信州の山奥の高校の生徒たちに「キリエ~・・」などと歌わせて指導教官に冷や汗をたくさんかかせてしまったものでした happy02そんなことも思い出しました。そして、今回のプログラムを構成しながら積み重ねた楽しい(=苦しい)日々、ファンタジアのCDに聴き浸りながら恍惚の境地に至る自分に久しぶりに気づきました。

リコーダー・カルテットでヴィオラ・ダ・ガンバ・コンソートの作品を・・・という試みは、音域の問題から楽器選択のぶあつい壁にぶちあたり危うくあきらめかけた瞬間も・・瞬間どころか毎回のリハーサルで理想の響きが出来ないとめまいがおきるほどのストレスに苛まれました。

「半音刻みでリコーダーがあったらいいのに・・!」どれほどココロが叫んでいたことか。

私のたいせつなたいせつな生徒さんたちにいっぱいその良さを知って頂きたいと切に願うものの、今の日本で入手できる楽器の現状では遠い現実だなぁ・・とつくづく残念に思います。しゃべる言葉がなければ思うことを伝えることができません、楽器がなければ表現できるはずもないのです・・・。

ルネサンスの倍音豊かなコンソート・セットなくして、イギリスのファンタジアのあの透明な響きの表現は難しいです。ヘンリー8世は膨大な数のコンソート用のリコーダーを所有していたそうですよ。

ファンタジアは5声、6声・・・と拡大していくものだという認識が高まると、4声のファンタジアをひととおり楽しむだけでは、ほんとうにイギリスのファンタジアを理解したことにはならないなぁ・・というのが実感です。

遠い夢にしてしまうか、近い現実にできるか・・名曲は宝箱の中に。数百年も変わらず眩い光を放ちながらそこにあります・・・

3月からはいよいよMoriのリコーダー音楽会に向けて準備が本格的になってきます。花粉などには負けていられませぬ notes

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メンバー プロフィール

多少、天候が不順ではありますが・・緑が美しい季節ですね!

アンテロープ リコーダー・コンソート、2010年度の活動に協力してくださる新しいメンバーのプロフィールをご紹介します。

川端りさ:アメリカ・ペンシルバニア州ブリンマー大学在学中にグウィン・ロバーツ氏にリコーダーと室内楽のレッスンを受け研鑽を積む。同大学卒業後、ハーグ王立音楽院古楽科にてリコーダーをライナマリー・フェルハーヘンに、リコーダー及びルネッサンス/バロック・アンサンブルをペーター・ファン・ヘイゲンの各氏に師事。リコーダー・アンサンブル「ラ・ストラーダ」メンバー。アルル音楽学園、宮地楽器小金井アネックス及びお茶ノ水、ヤマハミュージックアベニュー銀座アネックス講師。

(他のメンバー、野崎剛右、水内謙一、森吉京子のプロフィールは公開済み)

時期は異なりますが、私も同じオランダのデン・ハーグ王立音楽院で学んだものですから、りささんとはオランダのことをお話しできるのがほんとうにうれしいのです。トラム6番で通ったデン・ハーグ王立音楽院、一緒にお話ししていると魂はすぐさまそこへ飛んでいます、たぶん lovely

川端りささんは自ら望んで英語を学ぶために、高校卒業後、渡米されたのこと。そのバイタリティに感銘を受けます。りささんの、新緑を吹き渡る風のようなさわやかな笛の音色によって、今年のアンテロープの響きはいっそう洗練されたものになりそうです。6月から本格的にリハーサルがはじまります。みなさまどうぞよろしくお願い致します。  happy02happy02happy02

(りささんのプロフィール写真は後ほど!)

以前から気になっていたイギリスの作曲家、パーセルH. Purcell (1659-1695)のファンタンジー集を入手しました。たくさんのファンタジー(器楽曲)を残したパーセルですが、4声体で書かれたものは9曲残っています。今年のアンテロープでは、パーセル全曲の理解を深めたいと思っています。

おまけ:先週末、恒例の春のキャンプでした。今年は九十九里浜にあるかわいらしいコテージ。キャンプなのにお風呂も入れてゴキゲンです。去年よりおいしいバーベキュー(なぜだろう?)、去年よりおいしい朝食(汗)、帰り道には、今年は九十九里ハーブガーデンに立ち寄りました。ハーブティーのおいしかったこと・・!japaneseteajapaneseteacafe ティーポット2コ分、身体にしみこませちゃいました、ぷはぁ~(飲みすぎ?!)

(写真はのちほど)

空気がからっとして陽射しが透明になってくるとなんだか身体からファイトが沸いてきますね・・・Moriのリコーダー音楽会まで1ヶ月、楽しみです happy02happy02happy02

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今年度の活動について

アンテロープ リコーダー・コンソートの2010年度の活動は、次のメンバーで行なうことになりました。

川端りさ、水内謙一、野崎剛右、森吉京子

水内謙一さんのプロフィールは当ブログ“おすすめのコンサート”でご紹介させていただきました。川端りささんはオランダのデン・ハーグ王立音楽院に学び、現在は日本で指導者、リコーダー演奏者として活動をしていらっしゃいます。詳しいプロフィールは後ほど、当ブログにてご紹介させていただきます。

昨年11月に行ったCD録音は、旧メンバーでの2年間の活動の集大成となりました。編集作業は順調に進み、CDとしての製品化までのこまごまとした作業を待つばかりです。旧メンバーでは、2年に及ぶさまざまな活動を通して、リコーダー・アンサンブルの奥深さを改めて実感いたしました。意図して演奏する作品のスタイルを広げることで、多くの聴衆に受け入れられ易いリコーダーのアンサンブル作品を実践を通して知る、というたいへん興味深いプロセスであったように思います。

新メンバーでのリハーサルは、昨年度末からはじまりました。新たなアンテロープ リコーダー・コンソートの活動では、私たちが西ヨーロッパの、それも限られた古い時代の音楽をリコーダーの演奏実践を通して表現していくということを改めて考えながら、リコーダーで合奏をするということの本質をより深く掘り下げていきたいと思っています。

良いステージをひとつずつ!

今年のアンテロープ リコーダー・コンソート、どうぞよろしくお願い致しますhappy02happy02happy02

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活動開始!アンテロープ リコーダー・コンソート

アンテロープ リコーダー・コンソートの2009年の活動が始まりました。今春から、次の新メンバーで再スタートします。

森吉京子:プロフィール公開済み

野崎剛右:プロフィール公開済み

浅井愛: 浅井さんは、芸大大学院を卒業された後、イタリアで研鑽を積み、昨年の秋に帰国しました。私の企画した連続演奏会“笛の音彩”(ふえのおんざい)で2回ほどご一緒させていただいています。以来、私は彼女の1ファンで、いつかまた必ずご一緒したい!と願っていました。すてきな女性リコーダー奏者!今年のアンテロープでは、彼女の存在がほんとうに大きなものになりそうです。

伊澤溶造:プロフィール公開済み

先週末、今年に入ってから3回目のリハーサルを行いました。まずは、新しい曲からさくっと譜読み。近・現代の隠れた名曲に触れ、リコーダー・カルテットの楽しみを改めて実感しました。

そして、昨年来ずっと音出しを継続し、その深さに魅了され続けているバッハの《フーガの技法》も練習しました。まだ音を出したことのない数曲も含め、重厚な響きを楽しみました。

ルネサンスものは、ガナッシを用いて短いカンツォンからはじめて、フレスコバルディへ。

今秋は、いよいよアンテロープ企画による本確定なデビュー・コンサートを予定しています。心地よい緊張感と共に、アンテロープのすがすがしい未来に、わくわくとした気持ちでいっぱいです fuji

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プロフィール

アンテロープ リコーダー・コンソート

私たちは、リコーダー・コンソートの響きのさらなる探求をキーワードに、アンサンブルを結成いたしました。2本以上のリコーダーが重なって響くとき、そこには個の主張だけでは成り立たない音楽の調和が生じます。一方で、個性が溶け合い融和することだけでは真の調和は完成されません。なぜならば、真の調和とは、豊かな表情をもつさまざまな個性が、相互に均衡を保ちながらひとつになる状態だからです。融和したリコーダーの柔らかな響きと同時に、バランスの取れた美しい個性が時には力強く主張し、そして協奏し合うリコーダー・コンソートに、私たちはたいへん魅力を感じています。小学校の音楽の授業をきっかけにして、多くの人がその存在を知るほどには、リコーダーのアンサンブル楽器としての魅力は知られていません。西ヨーロッパの音楽のシーンで、リコーダーが花形楽器だったバロック時代の作品を中心に、時代を遡って中世まで、一方では近・現代にまで、幅広いレパートリーを持つリコーダー・コンソート作品を充分に理解し、その魅力を最大限に引き出すことに努め、多くの方々と音楽の調和を共有したいと願いつつ、今後の活動を展開して参ります。 

森吉京子 : オランダ、デン・ハーグ王立音楽院卒業。リコーダーをリカルド・カンジ、ジャネット・ファン・ヴィンガーデン、マイケル・バーカーの各氏に、音楽理論をレベッカ・スチュワート氏に師事。帰国後、上野学園大学の総代として、皇居内“桃華楽堂”で行われた音楽大学卒業演奏会に出演した。音楽学を須貝静直氏に師事し、静岡大学大学院修了。第8回山梨古楽コンクール第3位入賞(1位なし)。現在、東京藝術大学大学院博士後期課程に在学中。2006年度、および2007年度TA(ティーチング・アシスタント)を務める。2009年2月12日(木)、東京藝術大学新奏楽堂にて、学位審査リサイタルが行われる予定。リコーダーを山岡重治氏に師事。

伊藤麻子 : 上野学園高等学校音楽家演奏家コース卒業。リコーダーを太田光子氏に師事。現在、東京藝術大学音楽学部古楽科リコーダー専攻在学中。リコーダーを山岡重治氏に師事。

野崎剛右 : 長野県立小諸高校音楽科リコーダー専攻卒業。リコーダーを吉澤実氏に師事。現在、東京藝術大学音楽学部古楽科リコーダー専攻に在学中。リコーダーを山岡重治氏に師事。第27回全国リコーダー・コンテストにおいて、独奏部門で花村賞(最高位)を受賞。第10回KOBE国際学生音楽コンクール高校生管楽器部門、優秀賞(第2位)。平成18年度長野県新人演奏会に出演。国立音楽大学附属高校第2回招待演奏会に出演。 

伊澤溶造 : 千葉大学大学院 自然科学研究科 理化学専攻 光物性研究室 卒業。大学在学中に森吉京子氏にリコーダーのレッスンを受け、かねてから興味のあったリコーダーに目覚める。現在、会社勤めの傍らリコーダーを研鑽中。

平尾 清治 : 古楽器奏者である両親の影響を受けて6歳よりリコーダーを始め、渡辺清美、山岡重治の各氏に師事。中央大学総合政策学部に在学中、慶応バロックアンサンブルに所属。現在、平尾リコーダー工房にてリコーダー製作を修行中。

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アンテロープの写真撮影

上野公園にて。

アンテロープの全メンバーが集まり、写真撮影をしました。上野公園にある大きな噴水の前で、楽器を構えてポーズを取るのはさすがにはずかしかった・・・しかし、「え、ここで楽器出すの? coldsweats02 」のメンバーのつぶやきはむざんにも無視され、つぎつぎに繰り広げられる(?)斬新なポーズ取り・・

作品の一部を紹介します。

Photo

Photo_3 

ブログを立ち上げたばかりで、まだ、アンテロープのプロフィールも紹介しておりませんが、この秋は、アンテロープが熱いです!演奏会情報、順次のせていきますのでお楽しみに wink

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