森吉京子 出演コンサート

チェンバロとのデュオコンサート

今年も9月に、上野毛のキュルチュール・インターナショナルクラブにおじゃまし、チェンバロとのデュオコンサートをしました。いつもご一緒していただいている平山亜古さんと、今回は、ハイツという管楽器製作家が作ったオリジナルリコーダーを元に、日本のリコーダー製作家・斉藤文誉さんが作ったアルト・リコーダーでアンサンブルをしました。

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2016922日(木・祝)ドイツに開くフランス文化の華 

~管楽器製作家・ハイツ Johann Heitz1672-1737)の試み~

森吉京子/リコーダー 平山亜古/チェンバロ

1702年から1737年まで、ベルリンで工房を構えた管楽器製作家・ハイツの残したオリジナル・リコーダーに基づき、現代に蘇ったアルト・リコーダーの響きを味わって頂く演奏会です。 

フランスで好まれたリコーダー特有の構造を独自に改変し、A.ヴィヴァルディ(1678-1741)を生んだイタリアに作品の多くが残る管楽器製作家・クリストフ及びヤコブ・デンナー親子C.Denner1655-1707)、J.Denner1681-1735に代表されるように、同時代のドイツでは、ヨーロッパの音楽界を席巻するイタリア音楽を奏でるにふさわしい音色を持つリコーダーが好まれていました。そんな中、フランス文化の影響を受けたベルリンに工房を持ち、あくまでフランス音楽特有の響きを管楽器に求め、それをリコーダー製作において追求したと思われるのが、ヨハン・ハイツでした。

フランス音楽の影響を受けたドイツの鍵盤音楽と共に、ハイツの楽器が奏でたであろうリコーダーの音楽をチェンバロとのデュオでお楽しみ頂きます。

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私が斉藤さんに製作を依頼したハイツのリコーダーは、ピッチ(音程)がいわゆる「バロックピッチ」と呼ばれるa'=415Hzよりもさらに低めの、およそa'=410Hz。6・7番のダブルホールを、オリジナル通りのシングルホールに仕立てたオリジナル・フィンガリングに近い指づかいに設計されています。

美しべっ甲装飾のハイツのオリジナルリコーダーが現存しています。希少な天然物を装飾として用いた楽器を所有することは、当時(バロック時代)の貴族たちの音楽趣味の一つのステータスであり、また、こうした楽器は貴族たちの間では贈呈品として重宝されたのでしょう。

さて・・楽器の真価はその音色で問われるべきでありますので、楽器の特徴はこの辺にしまして・・・

そろそろシングルホールで設計されるオリジナルフィンガリングに近い指使いを習得しておかないと、年を重ねすぎてはさらに困難になるかな・・という密かなる消極的な動機もその他の理由に含めてこの楽器の製作を斉藤さんに依頼したワタクシです。確かに、指使いの困難さからくるちょっとした高さの「壁」は乗り越える価値あり。難しいからこそ燃えますhappy02happy02happy02。それはともかく、わずかに音程がバロックピッチよりも低いだけで、こんなにもふくよかな音色、ビロードのような低音とつややかな高音・・最近、ヨーロッパのバロック音楽研究者たちの間で注目されている「ドレスデン宮殿での音楽演奏シーン」では、ハイツのリコーダーこそ人気が高かったのでは、と言われているようです。

ハイツで演奏するにふさわしいリコーダー独奏曲のレパートリーについては、さらなる探求の余地が残されています。2017年には、ハイツで演奏される作品をもっと探してみようかと思っています。

おまけ・・・秋の空が広がるころ、ホームベーカリーを導入 breadbreadbread おいしいパンが毎日食べられます。毎朝、香ばしいパンの香りで目覚めるのってステキ(ぶっ!)正確には・・家族3人で一食一斤はちょいとぜいたくなので、先月から2日1回、焼き立てパンの香りで目覚めております。何せパンが好きなので、1週間に何度もあちこちパン屋をうろついていましたが、今ではすっかりパン屋から遠のいてしまいました。だって、材料のすべてをちゃーんと把握しながら、こんなにおいしいパンが食べられるのですよぉup 感激です。み~なさんにお勧めします note

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明日4/23 プロムナード・コンサート

彩の国さいたま芸術劇場 第83回光の庭 プロムナード・コンサートに出演します。

2016年4月23日(土)14時~14時40分 入場無料

~春風を聴きに~ リコーダーとオルガンの対話

徳田佑子(オルガン)&森吉京子(リコーダー)

プログラム:ヘンデル《ソナタ 変ロ長調》、パーセル《ひとときの音楽》、ロッシ《トッカータ第7番》、バッサーノ《クレメンス・ノン・パパのシャンソンに基づく変奏曲》、《春が来た》による即興演奏、バッハ《トリオ・ソナタ 第5番ハ長調》より ほか

「光の庭」と呼ばれるにふさわしい、美しい光が差し込むロビーでの、カジュアルなオープンコンサートです。83回も続いている地元で人気の演奏会ということで、なんと、会場のあるJR与野本町の駅構内には大きなポスターが・・・徳田さんとワタクシの美しい(?)写真入りです♪

ガルニエ社製のポジティフオルガンの響きは格別です。このオルガンとリコーダーのソロでアンサンブルのコンサートをするのは、実に10数年ぶり・・オルガンとリコーダーのアンサンブルにふさわしい曲は・・?と二人でアイディアを出し合い、最終的には実にバランスの良いプログラムになったと思います。圧巻?は《春が来た》による即興演奏。徳田さんもワタクシも、おなじみの《春が来た》のメロディを基に変奏曲を創りましたよ note徳田さんの楽しいプロデュースによる春のひと時を・・

最近、スタイルとリコーダーの響きについて考えるようになってきました。ようやくそこに気づくに至ったと申しますか。リコーダー製作家、斉藤文誉さんとの対談で得た知識なども大きく影響していると思います。この曲にはこの楽器の響き、この作曲家にはこちらの楽器の響き・・・というように、私なりのひらめきとこだわりが出てきたような気がします。テクニックにももっと磨きがかかると良いのですが。と、追求したいことは増えるばかりです。2016年はどこから手をつけましょうか・・。

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先週、エヴァ・レジェーヌさんと千葉・京都・須坂公演の怒涛の1週間が終わりました。桜の花を追うように、2016年春来日公演は信州須坂の美しい桜の花の中で最終公演を迎え、「日本の桜 cherryblossom を見たい」というエヴァさんの希望も叶い、美しい思い出とともにドイツへ発たれました。

今回は、前回の「バロック協奏曲の夕べ」とがらりと趣向を変えて、リコーダーの「現代音楽の響き」を中心に。

エヴァさんプロジェクトの詳細は、日を改めてご報告いたします。

明日は、春風を聴きに“彩の国さいたま芸術劇場”まで・・!

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エヴァ・レジェーヌさん

美浜バロック音楽のひととき ~バロック協奏曲の祭典~にご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

鍵盤奏者の牧真之さん率いるConcentus New Yorkのみなさんとともに、3年ほど毎夏来日しているオランダ人リコーダー奏者のエヴァ・レジェーヌさんもいらして今年もご一緒させていただきました。

当初はエヴァさんのお嬢さんで、同じく優れたリコーダー奏者のアストリッドさんも共に来日される予定でしたが、それが叶わなくなったため、千葉公演のほかに、東京でのアマチュア合唱団のみなさんとの演奏会にも私はご一緒させて頂くことになり、思いがけず今年はエヴァさんとの公演を重ねることができました。

千葉公演でエヴァさんはヴィヴァルディのリコーダー協奏曲を、私はサンマルティーニのリコーダー協奏曲を、Concentus New Yorkのみなさんの弦楽合奏とともに演奏しました。

リコーダー協奏曲は・・・アクロバットです(笑)happy02

今回はつくづくそれを実感しました。あらゆるパッセージに200パーセントの自信と、首・肩・腕・背中・腰・ひざ・足首(笑)の徹底的な柔軟性と、ステージに上がるまでは人を寄せ付けない集中力をもってしなければ太刀打ちできませぬ。

例によって、公演1週間前のワタクシは、台所で皿・茶碗を頻繁に手から落としました。常に指先から力を抜く練習をしているからです(⇒単なる言い訳か)この期間はたいせつな器類はすべて食器棚へ仕舞います(笑)。

リハーサル中には、マニアックな指の動きをするパッセージを、一人練習では何百回と繰り返した「あの場所」に差し掛かるたびに、さすがに、「わたしゃ何をやっているんだろぅ~かぁ~・・」と思ったものでしたが(笑)。

演奏が終わってから楽屋でエヴァさんと話しました。「練習を充分したか。という問いは、もはやする必要ないんですよね。(してるんですから)あとは、精神力です。ひたすら”緊張”が敵になるんですよねぇ・・。」私が悩みのようなつぶやきのような言い方をすると、エヴァさんはすかさず、私の真正面に向かいなおして大きな声で言いました。

「京子のおばあちゃんはご存命?おばあちゃんに聴いてもらっている?」

(ワタシ)「???」

「おばあちゃんが一番いいのよ。あなたのことをそのまま受け入れてほめてくれるから。おばあちゃんに聴いてもらいなさい。」

言われたとたん、両目が涙に覆われて私は前が見えなくなりました・・・

エヴァさんの来日公演にご一緒して今年で2年目になります。最初にお目にかかったのは3年前。今年も大きなプレゼントをもらいました。おばあちゃんに聴いてもらいなさい、という言葉には深い深い意味があります。少なくとも・・その深い意味を私は瞬間で理解しました。なんと答えたか忘れてしまったくらい、私はすっかり動揺してしまいましたが、エヴァさんには言葉の真意を私が理解したことが分かったと思います。その他もうひとつ。今の私にものすごく重要なアドヴァイスをもらいました。これは今後の私の音楽人生の宝物にしたいと思います。ここではナイショです。

おまけ・・・音楽人生への贈り物のほかにも、テーブルで使えるかわいい贈り物も頂いてしまいました。エッグスタンドでございます。最近、娘が半熟玉子を上手に作ることのできるグッズを買ってきたばかりで、ちょうどエッグスタンドをさがしていたところでした!

Egg_standエヴァさんのご主人さまはデンマークの数学者ですが、当然エヴァさんの国籍はデンマークです。でも出身はオランダ、そして現在はドイツに在住。このエッグスタンドはデンマークデザインの、オランダ工場製造なのだそうです(笑)アワ立てボールのようなかわいいデザイン、すごく楽しそうにその話をしていらっしゃいました。

来年は、ぜひお嬢さんのアストリッドさんを日本へ連れてきたいとエヴァさんはおっしゃっています。もしそれが実現することになったら、私も含め3人での演奏会を計画することにしました。

できれば、日本を象徴する桜の季節に来日したい・・・とおっしゃっていました。

今からたいへん楽しみにしています。

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9/15 バロック協奏曲の祭典 in 千葉市

来週の火曜日、オランダ人リコーダー奏者、エヴァ・レジェーヌさんを迎えて、千葉市美浜文化ホール・音楽ホールで、バロック協奏曲を集めた演奏会を行います。

詳細は、ひとつ前の「お知らせ」をご覧ください。

エヴァ・レジェーヌさんがソリストとして演奏するのは、ヴィヴァルディ作曲《ソプラニーノのための協奏曲ハ長調》。ソプラニーノは、ソプラノ・リコーダーよりさらに小型のリコーダーです。運指はアルト・リコーダーと同様です。

ヴィヴァルディは、日本では《四季》で有名なイタリアの作曲家ですが、ヴィヴァルディの《四季》と言えば、ひろく「バロック時代の音楽」を知らしめた万人が知るバロック時代の名曲です。実はこのヴィヴァルディ、リコーダーのオリジナル曲を、しかも名曲と言われる珠玉のコンチェルト=協奏曲を残していることでも有名です。

中でも、今回レジェーヌさんが演奏するソプラニーノ協奏曲ハ長調は、目もくらむような名人芸による華やかなパッセージと、情緒豊かなメロディがちりばめられた印象深い作品です。レジェーヌさんと、アメリカでの演奏活動を共にする日本人の鍵盤奏者、牧真之さんが率いるConcentus New Yorkの皆さんとの質の高い室内楽を聴かせていただけることでしょう。

私がソリストとして演奏するのは、サンマルティーニのリコーダー協奏曲。これは、ソプラノ・リコーダーのための数少ないオリジナル協奏曲です。底抜けに明るいメロディと和音の数々、ヴィルトゥオーゾを発揮する2つのアレグロ楽章に挟まれた緩徐楽章のドラマの美しさは圧巻です。

コンチェルトですから華やかなパッセージはもちろん聴きどころですが、ヴィヴァルディといいサンマルティーニといい、バロック時代のイタリア人の音楽的感性の真髄ともいえる緩徐楽章の美しさは・・・心が揺さぶられます。

さて、鍵盤奏者・牧真之さんが率いるConcentus New Yorkの皆さん、メンバーお一人お一人がすばらしい経歴を持つ若手演奏家です。演奏会では、独奏ヴァイオリンの協奏曲ももちろん、お楽しみいただきます。牧さんが会場に持ち込んで演奏してくださるポジティフオルガンでは、ヴァイオリンとのコンチェルトが聴きどころです。

最後には、バッハ作曲《ブランデンブルグ協奏曲第4番》。私自身も何度となく演奏してきた名曲ですが、いつ演奏しても本当に楽しい。一人、練習する時も、弦楽部の響きがどこからともなく響いて来てすぐに「ブランデン」の世界に入っていくことができます。

ご来場、お待ちしています。会場でお目にかかります!

太陽の光が、先ほどから久しぶりにリビングに射してきました~

太陽 ばんざ~い sun

おまけ: テフロン加工のフライパンにホトホト手こずり wobbly、最近話題の「ロッジのスキレット」導入。これがすばらしいっ!

まず話が戻りますが・・なぜテフロン加工のフライパンに手こずったかって、ご存知ですか?テフロンとはいえ、あれで「なすのオリーブオイル焼き」とか、「おもちのごま油焼き」とか、「レバー入りのゴーヤチャンプルー」とか、我が家に定番メニューを作ると、テフロンがすぐにストライキを起こすのです。テフロンなのに焦げ付いて。げきおちくんとかで焦げを何度もこすっていると・・当然使えなくなります。テフロンの塗り替えもしてくれるメーカーのフライパンを使っていましたが、修理費とスキレットの代金が同じであることにハタと気づき、ワタクシはテフロンとさよならをすることにいたしました。

スキレットの難点は、お・・おもいっ!そこはプラス思考に・・使う前には、しばし本体とフタ(蓋なのにこれもメチャ重い)を両手で持ってダンベル体操します。肩・腕の筋肉つけて首こり解消をめざすのであります happy02

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バロック協奏曲の祭典 エヴァ・レジェーヌを迎えて

美浜バロック音楽のひとときシリーズ  シーズン4 vol.1

バロック協奏曲の祭典 エヴァ・レジェーヌを迎えて ~後期バロック時代の音楽~

2015年9月15日(火)19時開演(18時30分開場・全自由席)

今年も、オランダのリコーダー奏者、エヴァ・レジェーヌさんが来日されます。来週1週間、東海大学で行われるバッハ講習会の講師の一人としていらっしゃいますが、その後、1週間かけて日本各地で演奏会、レクチャーなどが予定されています。

千葉市でのコンサートは9月15日(火)に行われます。ニューヨーク在住の鍵盤奏者、牧真之さんが、ご自身が主宰するグループ「コンテントゥス・ニューヨークConcentus New York」を率いて、今回は後期バロック時代の協奏曲ばかりを集めてのプログラムになりました。

【プログラム】ヴィヴァルディ:弦楽器のための協奏曲、リコーダー協奏曲ハ長調RV.443、ヴァイオリン協奏曲『調和の霊感』より第6番、ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲RV541

サンマルティーニ:リコーダー協奏曲ヘ長調

バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第4番 BWV1049

【演奏】リコーダー: エヴァ・レジェーヌ、森吉京子

Concentus New York: ジョアン・プラナ/Vn、ジェシカ・パーク/Vn、宮島華子/Vn、森山千春/Vla、エリック・アンダーセン/Vc、田中祐太/Cb、牧真之/Cem・Org

20150915omote 「美浜 バロック音楽のひととき」のシリーズでいつか実現させたいと思っていたのが、まさに、今回開催の運びとなりました協奏曲の夕べ。

 さらに、尊敬するエヴァ・レジェーヌさんを迎えてのコンサートとなり、喜びもひとしおです。レジェーヌさんは、ヴィヴァルディ作曲、ソプラニーノのための協奏曲を演奏します。華やかなパッセージが魅力的な、まさに、リコーダー協奏曲の最高峰の1曲です。

私は、サンマルティーニ作曲、ソプラノ・リコーダーのための協奏曲を演奏します。

牧さんが小型オルガンを持参してくださいますが、あのホールでポジティフ(小型オルガン)オルガンが鳴り響くのはおそらく初めてのことではないでしょうか・・ヴァイオリンとオルガンの協奏曲、楽しみです。

プログラム最後を締めくくるのは・・・このメンバーでしたら!という1曲、バッハのブランデンブルク協奏曲から第4番です。リコーダー2本と、ヴィルドゥオーゾのヴァイオリンが饗宴します!

どうぞご来場ください。お問い合わせはこちらのアドレスまで ⇒ euterpe☆ms.0038.net(☆を@マークに変えてご利用ください。)

Concentus New York HP: http://cnyjp.weebly.com/chiba-915.html

おまけ: 我が家に、低速圧縮しぼりのジューサーがやって参りました。野菜や果物の本当の?おいしさに感動です。ニンジンジュースって、ほんとうはこんなにおいしいものだったのだわheart ジュースだけではございません。最近ワタクシが「中年必須のたべもの」7選に入れている山芋をあっという間にすりおろすことだってできます季節の変わり目、元気に過ごしたいものです。


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エヴァ・レジェーヌ 来日

オランダのリコーダー奏者、エヴァ・レジェーヌ氏がこの夏も来日しています。来週からは、東海大学湘南校舎で、J.S.バッハ再考をテーマとするワークショップを、レジェーヌ氏と共に来日したアメリカの演奏家たちと共に1週間にわたって行います。

9月になりますと、次の予定で千葉市でレッスン、演奏会などが予定されています。

2014年9月4日(木)ミニ・レクチャー&公開レッスン 千葉市西登戸(にしのぶと)会館/13:00~/レッスン10,000円(50分)聴講2,000円

ミニ・レクチャーでは、装飾法と、リコーダーのタンギングに焦点を当てて。

2014年9月5日(金)美浜 バロック音楽のひととき 「エヴァ・レジェーヌを迎えて ~後期バロック時代の音楽~」千葉市美浜文化ホール2F音楽ホール/チケット3,500円(予約3,000円)

プログラム:ウィリアムズ《鳥の鳴き声の模倣によるソナタ》、テレマン《2本のフルートのためのソナタ ト短調》op.2-2、シェドヴィル《ソナタ ト短調》 ほか

公開レッスン、演奏会ともに問い合わせ先は次の通り: Moriのリコーダー音楽会事務局 tel 043-242-9393(9:00-21:00 9/4まで) E-mail: euterpe☆ms.0038.net(☆を@に換えてご利用ください。メールは24時間受け付けています。)

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エヴァ・レジェーヌ氏は、先日亡くなったオランダのリコーダー奏者、フランス・ブリュッヘンの高弟で、世界の古楽界をけん引する存在です。2009年まで、アメリカのインディアナ大学で長く教鞭をとられました。退官後も世界各地で講演、演奏会など活発な音楽活動を行っていらっしゃいます。

昨年9月にも千葉市で公開レッスンと演奏会を行いました。暖かな音色とそのお人柄に触れ、多くのリコーダーファンが魅了されました。

今年の演奏会では、バロック後期の名曲がずらり。シェドヴィルのリコーダー・ソナタのほか、バッハのフルート・ソナタよりBWV1035なども演奏されます。「美浜バロック音楽のひととき」のナビゲーター、森吉京子は、リコーダーのデュエットで、レジェーヌ氏と共演します。

会場でお目にかかりますhappy02

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美浜バロック音楽のひととき 

春の演奏会のご案内です。

2014年4月18日(金)19:00開演(18:30開場) 入場料\2,500(全自由席)

美浜バロック音楽のひととき 3rdシーズン vol.2  旅するテレマン ~テレマン室内楽曲集~ 

森吉京子/Rec、大西律子/BVn、西谷尚己/VdG、平山亜古/Cem

美浜文化ホール 2F 音楽ホール 

プログラム: ~隔週に出版された音楽雑誌~『忠実な音楽の師』より、~イタリア語のタイトルを持つ曲集~『音楽の練習帳』より、~フランスで大流行~《パリ四重奏曲》より

時を読み、聴衆をおもてなし。

 テレマンG.Ph.Telemann(1681-1767)は、常に時代の先端をひた走る作曲家でした。その名声はヨーロッパ大陸にとどまらず、遠くロシアへもとどろくことになります。時代のニーズに柔軟に応え、さまざまな楽器編成による合奏曲、そして声楽を含む「カンタータ」などの作品を次々に生み出しました。テレマンは、現在に至ってもまだ整理がつかないほどたくさんの作品を残しています。

 2014年春の「美浜バロック音楽のひととき」では、テレマンが出版した主要な室内楽曲集を取り上げて、たっぷりとテレマンの作品をお楽しみいただきます。

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公演まで10日をきり、毎回のリハーサルは熱を帯びて参りました。

美浜バロックでは、たびたび取り上げてきたテレマンですが、今回ほど「たっぷりテレマン」は初めての試みです。こんなにテレマンばかりなのに、リハーサルは乗り番(自分の出る曲)でも降り番(自分が出ない曲)でも楽しい。つまり、演奏していても聴いているだけでも楽しめます。

楽しいばかりでなく・・・・たっぷり弾かせてもらった(あるいは吹かせてもらった)と充実感に満たされるのもまた、テレマンならではです。

「やっぱりテレマン」と思うことも、「これもテレマン?!」と思うことも、さまざまな発見がありました。

会場でお目にかかります♪

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美浜 バロック音楽のひととき 2013 vol.3

4月26日(金)美浜バロック音楽のひととき セカンド・シーズン第3回目を開催します。

今回は、イタリアのエモーションと題しまして、初期バロック時代のイタリアの作品ばかりを集めます。

2013年4月26日(金)19:00開演(18:30開場) 美浜文化ホール2F音楽ホール 

チケット:2,500円(全自由席) 当日券あります♪

出演:大西律子/ヴァイオリン、森吉京子/リコーダー、西谷尚己/ヴィオラ・ダ・ガンバ、平山亜古/イタリアン・ヴァージナル

プログラム:カステッロ《ソナタ第10番》、《ソナタ第8番》、《ソナタ第1番》、フレスコバルディ《カンツォン》、フォンターナ《ソナタ第2番》、ウッチェッリーニ《ベルガマスカ》 ほか

17世紀初頭、ひとつの様式を共通語にして、イタリア人作曲家たちがたいへん魅力的な作品の数々を残しました。主たる楽器指定は「カント・エ・バッソ」あるいは「ソプラノ・エ・バッソ」。訳せば「高音楽器と低音楽器」ということになります。

モノディ様式に始まるバロック音楽の萌芽は北イタリアのヴェネーツィアで器楽曲としての大輪の花を咲かせます。その作品には「器楽を演奏することのよろこび」が満ち溢れています。旋法から長・短調に推移する過程にある時には冒険的な和音の響き、ドラマティックに展開する拍子の変化・・・・ヴェネーツィア様式を代表する美しい音楽の特徴です。

私はオランダ留学中にこの限られた時代に残されたイタリア初期バロック音楽の虜になり、古楽雑誌に見つけた小さな広告を頼りに、北イタリアの講習会に参加したことがありました。そこで演奏したのが、今回のプログラムでも演奏するカステッロ作曲《ソナタ第1番》。オランダから(その頃の私はオランダ留学中でしたので)やたらとタンギングが巧みな(笑)ヘンな日本人がやってきた!とうわさされたことを思い出します。そこで出会ったリコーダーの先生はイタリア初期バロック音楽のスペシャリストで多くの優れた論文を書いている方だということを後に知ったのですが・・・「イタリア人の好む歌うようなタンギング」についての指導に大きな衝撃を受け、その後の私自身の演奏がずいぶんと変わりました。

さて・・・先ほど作品の楽器指定は「高音楽器と低音楽器」と記しましたが、今回のプログラムの作品のほとんどがこの「あいまいな」楽器指定なのです。「高音楽器」のパートは、リコーダーでも、もちろんヴァイオリンでも演奏できます。

器楽を演奏するよろこびに満ち溢れたこれらの作品を、大西律子さんのおおらかなヴァイオリンの響きと、ワタクシのリコーダーの響きで。今回使用するリコーダーはすべて「ガナッシ・タイプ」。ソプラノ(C管)、アルト(G管)、テナー(C管)を吹き分けます。また、今回の西谷尚己さんのヴィオラ・ダ・ガンバは通奏低音としてだけでなく、存在感のある「低音楽器」としてアンサンブルを盛大にする重要な役割を務めます。

そして、平山亜古さんが演奏するイタリアン・ヴァージナルは、今回のプログラムの音楽様式にぴったりと寄りつつ・・・いよいよ本領発揮いたします。

みなさまに会場でお目にかかります!

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霞ヶ関コモンゲート ミニコンサート

東京藝術大学プロデュースによるリコーダー・カルテットのコンサートがあります。

2013年2月21日(木)18:30開演 (19:30終演 予定)

場所:文部科学省情報ひろば「ラウンジ」 東京都千代田区霞が関3-2-2 登録有形文化財「旧文部省庁舎」1階

入場:無料(事前申し込み不要)

問い合わせ:文化庁長官官房政策課文化広報・地域連携室/℡03-5253-4111内線2810

出演:森吉京子、深井愛記音、中村友美、斎藤夕輝

 コンサート前日のお知らせですbearing ・・・・東京藝術大学で学ぶ気鋭の学生さん3人を率いて。リコーダーカルテットの演奏会を明日行います。

コモンゲート ミニコンサートに私が参加させて頂くのは今年で3回目、リコーダーカルテットでは2回目になります。仕事帰りのみなさんにほっと一息、音楽を楽しんで頂くのが主旨ですが、一昨年クリスマスの、大塚直哉氏率いるバロック・オーケストラのロビーコンサートには、このミニコンサートを楽しみにしていらっしゃる一般の方たちのご来場もありました。もちろん、第1回目のリコーダーカルテットの演奏会の時にも、たくさんの一般ご来場者がありました。

 よく知られているようで意外に知られていないリコーダーの響き・・・やわらかいハーモニーで、耳馴染みのよい音楽を聴くと、心地の良さに音楽の愉しみ方を再発見して下さる方が多くいらっしゃるので、こういう場所でのリコーダーカルテットの演奏は、演奏する側もたいへん楽しみです。

プログラムは、ヴィヴァルディの《四季》より《春》から始まり、バロック音楽の父・バッハの作品、エルガーの《愛のあいさつ》に続きます。リコーダーカルテットのオリジナル作品としてシュテープスの《7つの笛の踊り》では、小回りの良いソプラノからテナーリコーダーまでの軽やかな響きを、新しいリズムと和音でお楽しみ頂きます。後半は、楽器のタイプを変えて、ルネサンスから初期バロック時代の踊りの音楽を。《スパニョレッタ》の旋律は、古い音楽の中でも「あ~知っているこの音楽!」とおっしゃる方が多いと思います。

もちろんアンコールも用意しております note

どうぞお楽しみに happy02

今年のMoriのリコーダー音楽会で、同じメンバーでのゲストによるミニコンサートも予定しています。

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2月2日(土) 美浜バロック音楽のひととき 2013 vol.2

美浜バロック音楽のひととき

2012年10月からセカンド・シーズンがはじまりました。来週の土曜日には、R&Bのお二人をお招きして、ルネサンス舞踏のリズムと音楽を楽しんで頂きます。

2013年2月2日(土) 17時開演(16時30分開場) 千葉市美浜文化ホール2F音楽ホール問い合わせ:Moriのリコーダー音楽会 euterpe*ms.0038.net(*をアットマークに変えてメールアドレスとしてご利用ください。)

チケット:2,500円(全席自由)

踊る!リズムと音楽 ~ルネサンス舞踏の愉しみ~

ゲスト:R&B (飯塚直/パーカッション、リコーダー、寺村朋子/チェンバロ)

ナビゲーター:森吉京子/リコーダー

ルネサンスの舞踏曲は、リコーダー・カルテットの重要なレパートリーの一つです。どうしてもひっかかるのは舞曲の名前。ブランル、パヴァーヌ、ガリアルド、バス・ダンス・・・・同じ作曲家の名前でたくさんの同じ舞曲名が出てきます。

いったいブランルってどんな踊りだったの?

踊りの曲ですから、もちろん、踊りのステップが直接リズムやメロディに影響しているのです。「あんな感じのステップだったら、何だか私にも出来そう!」そう思って頂きたくてこのコンサートを企画しました。

まず参考にする作品は、イギリスの作曲家・ウォーロックの弦楽合奏の作品《カプリオール組曲》。これは、リコーダー5重奏の作品に編曲されて、長く親しまれているリコーダー・アンサンブルのスタンダード、名曲中の名曲です。

《カプリオール組曲》を構成する6つの舞曲、バス・ダンス、パヴァヌ、トルディオン、ブランル、ピエ・ザン・レール、マタサンを、R&Bの飯塚直さんの華麗なステップを見て頂きながら易しく解説します。《カプリオール組曲》構想の源泉となった書籍『オルケゾグラフィ』(1589)をひも解くと、ルネサンス舞踏のリズムと音楽が鮮やかによみがえります。

プログラム後半には、舞踏のリズムから発展した純粋な器楽曲をチェンバロとリコーダー独奏で。ルネサンス舞踏で華麗なステップを披露して下さる飯塚直さんは、プログラム後半では華麗な手さばきを駆使してパーカッション奏者に!

寺村朋子さんが奏でるチェンバロ独奏曲、スペイン音楽もお楽しみ頂きます。

最後は、フォリアと呼ばれる舞踏が元になっているコレッリ作曲《ラ・フォリア》で締めくくります。寺村さんの情熱的なチェンバロ、そしてそして飯塚直さんの軽やかなパーカッション。

お楽しみに!

追伸: もしかしたら・・・ナビゲーターも厚かましくもステップを踏むかもしれませぬ。

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