Mori のリコーダー音楽会

明日6/20 Moriのリコーダー音楽会vol.9

今年も、Moriのリコーダー音楽会の季節になりました。

2015年6月20日(土)千葉市美浜文化ホール 2F 音楽ホール/入場無料/12:45プレトーク、13:00開演

出演:NHK文化センター柏教室(中級クラス)、NHK文化センター千葉教室(中級クラス)、笛の会、リコーダーアンサンブル ポレポレ、アンサンブル リベルテ、リコーダーアンサンブル歩音(あるね)、あんさんぶる みおふぃ、ぷちふーるリコーダーアンサンブル、ほか。

企画:森吉京子 

音楽協力:平山亜古(チェンバロ)、西谷尚己(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

1年間、皆様ほんとうに熱心に、そして楽しんでリコーダーと向き合ってまいりました。正直なところ・・・私はほんの少しお手伝いをしただけでございます。これはどうしてもお手伝いしたいっ!という気持ちへ、皆さんそろってぐいぐいとわたくしを引っ張ってくださいました。

今年のトピックスといたしましては、出場される5人の独奏者の皆様全員が、バロック・ピッチ(a=415Hz)のアルト・リコーダーで演奏されること!チェンバロの平山さんと、ヴィオラ・ダ・ガンバの西谷さんに支えられて、独奏者の皆様はおそらく天にも昇るような・・・もちろん、聴きにいらっしゃる皆様もどうぞ、一緒にバロック音楽の世界に浸ってくださいませ。

独奏曲は次の通り;

ヘンデル《ソナタ ハ長調》、ペープシュ《ソナタ ニ短調》、テレマン《ソナチネ ハ短調》、フィリドール《ソナタ ニ短調》、コレッリ《フォリア》

いずれも、リコーダーで演奏される名曲ばかりnote

アンサンブル曲としては、バッハ《フーガの技法》より第1番、エルガー《愛のあいさつ》、チャールトン《バンケット・オブ・ファンシー》、ドルネル《トリオ・ソナタ》・・・昨年来日してフェスティバルを行ったアンドリュー・チャリンジャーの作品《スプリング・ダンス》、スーパーリコーダーカルテットのレパートリーから《ダニ・ボーイ》・・・ほか

全体合奏に、金子健治《あの丘に続く道》、金子健治編曲《ひまわりの約束》をご用意していますnote 楽譜を会場でご用意していますので、リコーダーを忘れずにお持ちくださいませ。《あの丘に続く道》は、アルト用、ソプラノ用、2種類要しています。《ひまわりの約束》は、ソプラノ、アルト、テナー、バスのカルテットです。

時間がありましたら・・・ワタクシ森吉が、ゲストの平山さん、西谷さんとご一緒して、バッハのフルート・ソナタBWV1035を最後に演奏致します。

それでは、参加される皆様も、聴きにいらしてくださる皆様も、明日、会場でお目にかかりましょう~ happy02 

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Moriのリコーダー音楽会 2015

今年も6月にMoriのリコーダー音楽会を行います。

今年の音楽会は6月20日(土)。念願の「週末」音楽会が実現いたしますnote

さて、今年も千葉市を中心にリコーダーとその音楽を楽しまれる皆さんがステージに立ちます。

音楽会まで、このプログで継続して楽しい(時には苦しい?!)準備の様子をご紹介いたしましょう。今回は、音楽会で独奏曲を披露される愛好家の皆さんについて。

このところ、独奏を楽しまれるすべての生徒さんが益々音楽的に深いものを追求されるようになってきて、レッスンで2重奏などを楽しんでいるとごく自然に私自身も音響の世界に引き込まれていくように感じる瞬間が増えてきました。

そういえば・・・・

「お上手ですね」というほめ言葉のたぐいは(ま、めったに言わないですが)個人レッスンの時には右の耳から左の耳へ・・・と軽く受け流される雰囲気がすべての個人レッスンに漂うようになってきました。(これは単純な自己満足などではございませぬ。明らかに、数年前とは違うのです。)

ところで、リコーダーの音色を好きだな~と思ううちに、やっぱり練習用に購入したプラスティックのリコーダーよりも木製リコーダーの音色の方がやわらかくていいわぁ~と思われる方がほとんどで、年に数回行っている「木製リコーダー選定ツアー」(笑)は、毎回大好評です。そんな中、このところ音楽的に数段高い場所に到達しつつある(歓喜)個人演奏を楽しむみなさんが、バロックピッチのリコーダーをご希望されるようになりました。

Moriのリコーダー音楽会のステージで個人演奏を披露する時に、バロックピッチのリコーダーで演奏できると、平山亜古さんと西谷尚己さんのお二人に通奏低音をご一緒していただけるという喜びもあります。

ピッチの異なるリコーダーで演奏するとどんな楽しみが広がるのか、まだこのブログではお話したことがありませんでしたね。また機会を持ちたいと思います。

たかが半音、されど半音。

モダンピッチのリコーダーとバロックピッチのリコーダーはたったの半音の違いなのですが、これが、たいへん大きな違いになって演奏者には得るものも大きいのです。まもなく、今年度2回目のリコーダー選定ツアーに、生徒さんと一緒に臨みますhappy02

良い楽器との出会いがあるといいなぁ~とわくわく致しますhappy02happy02

おまけ: 勤務している大学近くの上野公園の朝、めずらしい雪景色でした。雪が降ると空気がほんとうにしずまりかえってしまいますね。吐息が凍るほどの寒さでしたが、先日の信州の美しい雪景色と重なって、どこにいるのか・・・一瞬わからなくなってしまいました。寒いですね、みなさまもどうぞご自愛くださいませ。

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第7回 Moriのリコーダー音楽会 

ステージで素敵な演奏を披露してくださったみなさま

ありがとうございましたhappy02

どなたも、ほんとうにすてきでしたよnoteみなさんのたゆまぬ努力の成果は、ステージの上でキラキラと輝いていました。大きな拍手をお贈りしたいと思います。

一人の生徒さんの提案で、これまで私がしてきたステージ設営などを、今年からしっかりとMoriのリコーダー音楽会幹事さんグループの方々が引き継いでくださいました。それはそれは念入りに計画を立てて。今年の幹事さんグループと、来年の幹事さんグループのみなさんと一緒においし~いcakeケーキを頂きながら、反省会と(とはいえそんな難しいものではないんです)来年の「ああしたい!こうしたい!」という要望会!を交えたお茶会 cafe を・・いえ乾杯を?wineしたいと思うのです。その日もまた、楽しみなのでありましたhappy02

そうは言っても私もよくばりなので・・もっと良くできたに違いない、と思う点もいくつかありました。特に、今回は湿度の高い日でしたので、空調が入っていても会場もいつもより湿度が高かったのです。ウィンドウェイに湿気がこもってしまうとたちまち音に影響するリコーダーを演奏する日としてはベストコンディションとは言えなかったと思います。

音程を正確に取ることの難しさは、特に独奏演奏の時に顕著でした。湿度でリコーダーが湿っている上、チェンバロの弦は緩む・・・・リコーダーのウィンドウェイは過度の湿気でわずかに音程が上がります。加えて、チェンバロの弦が緩んで音程が下がるのですから、両者の間の音程の開きはますます大きくなるわけです。

私はソロ演奏をするすべての生徒さんの楽器のコンディションを把握していますので、レッスンのときには、各々生徒さんの楽器に合わせてチェンバロのチューニングをします。もちろん私は鍵盤楽器奏者ではありませんから完璧な通奏低音など弾けるわけがないのですが、やはり、独奏ソナタには和音の響きが伴っていないと、フレーズの表情を感じることが難しいのでワタクシは先生としてたとえなんちゃってでも、チェンバロもガンバルのです。(ははは)

すみません・・・話がそれました。つまり、お一人お一人の楽器に合わせていつもチェンバロをチューニングするので、音楽会本番も、全員がそれほどかけ離れた音程にならないように最終的なピッチを決めます。毎回、音楽会のチェンバロのチューニングはそうしているので、これまで、独奏演奏で音程が気になったことなどなかったのですが・・・

音程。もちろん、みなさんは1年をかけて独奏ソナタに取り組み、一つのソナタのすべての楽章を「音楽的に」理解し、成果を出します。何も「音程」だけがすべてではないのです。けれども、音楽はやはり、「音」の芸術です。フレージングが、ダイナミクスが、音色が、アンサンブルが・・・そのすべてが良くても「音程」が狂っているだけですべての良さをあっけなく覆してしまうこともあります。そこは、やはり私の天候に対する配慮が少なかったと思い大きく反省しています。

さてアンサンブルは・・・と言いますと・・。私の生徒さんではないのですが、千葉市で活躍するアマチュアリコーダー・グループのぷちふーるさんをはじめ、今年はバッハが大人気でした。それも鍵盤楽器用のフーガです。みなさんで「テーマ」をさがし、和音進行の妙を感じ、各パートの動きを感じ・・・仕上げるプロセスは、どのグループでもほんとうに楽しかったです。仕上がりもすばらしかった。客席からは思わず・・といったふうにため息が出る場面がたくさんありました。

また、今年は客席のお客様とも楽しむ全体合奏も充実させました。『季刊リコーダー』春号に掲載された《花は咲く》をみなさんで大合奏して大いに盛り上がりました。これもなんちゃって・・ではありますが、リコーダーを吹く会場中のみなさんを指揮していて思いました。リコーダー・オーケストラの指揮者・・・たまらなく良い仕事ではないかしら。

いつか、やってみたいですね。Moriのリコーダー音楽会で、リコーダー・オーケストラを!!

おまけ・・・身内にちょっとたいへんな事象がおきまして、直近の我が家はいつにない大激震に見舞われました。あわてふためくワタクシ(母親)を目の当たりにし、何を思ったか絵に描いたような反抗期真っ只中の娘が少しだけ・・どうやら改心したような。「かわいい子には旅をさせよ」 → 「かわいい子には心配をさせよ」  先人の言葉はほんとうに・・意味深いのですね。なっとく。

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Moriのリコーダー音楽会 vol.7

今年も、Moriのリコーダー音楽会の季節になりましたnote

2013年6月28日(金) 13:00開演(17:00終了予定)/ 千葉市美浜区「美浜文化ホール 2F 音楽ホール」 / 入場無料 

全体合奏もありますので、リコーダーをお持ちになってください。今年の全体合奏では東日本大震災支援ソング《花は咲く》をみなさんで演奏したいと思っています。《花は咲く》は、金子健治さんのアレンジで、素敵なリコーダー四重奏になりました。

※金子健治さん編曲のリコーダー四重奏は、専門誌『季刊リコーダー』第7号に掲載されています。

今年のプログラムも3つの部分に分かれています。チェンバロ奏者の平山亜古さん、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の西谷尚己さんをお招きし、独奏曲を披露して下さる皆様の通奏低音を共演して頂きます。

プログラム: バッハ《フーガハ長調(org.変ホ長調)BWV876》 《フーガの技法 第1番・第3番》、テレマン《独奏ソナタ ハ長調》《独奏ソナタ ニ短調》 《ソナチネ ハ短調》、カーレイ《カクテルズ》、スコットランド民謡《ウォーター・イズ・ワイド》、スヴェーリンク《我が青春は過ぎ去りぬ》、マルチェッロ《独奏ソナタ ヘ長調》、ヘンデル《水上の音楽 組曲第1番》 ほか

もちろん、リコーダーアンサンブルならではの愉しみ、カーレイの《カクテルズ》など、楽しい現代曲の演奏もありますが、今年はなぜか・・バロック時代の作品がそろっています。特にバッハの人気はすごい happy02

ポリフォニー音楽の奥の深さを知ってしまうと、その楽しさにはほんとうに・・・どなたでもどっぷりとつかってしまうようです。グループによっては、「バッハを演奏したい!」とメンバーの意見が一致したときに作品探しから始めて、楽譜まで自分たちで使いやすいように制作してしまいました。特にフーガでは、テーマはどこにあるかしら?各声部に現れるテーマをどんなアーティキュレーションで吹いたらいいかしら?テーマがどんなふうに構築されているかしら?と、皆さんで「音楽のあり方と演奏の仕方を吟味すること」が練習の醍醐味になっています。

汲めども尽きない音楽の泉の奥の深さに心から感動しながら音楽会当日を迎えて下さるに違いありません。

バッハと同時代の音楽家、テレマンの人気も、今回の演奏会ではなかなかのものです。独奏曲でテレマンを披露して下さる方が3人いらっしゃいます。偶然ではないかもしれませんが、指導者のミニ・コンサートで私が平山さん、西谷さんと供に演奏するのもテレマン《ドッペル・コンチェルト》。やはり、テレマンからお声がかかってしまいました(笑)

今朝、千葉では未明からよく雨が降りました。蒸し暑いので、少しだけ開けた窓の隙間からしとしとと聞こえてくる雨音。雨音に風情を感じるのも・・・・先日来、老眼鏡のお世話になることになったこの年齢のせいでありましょうか(笑)

おまけ:最近、ポット次第でお茶の味が良くなることを知ったのですよ。無類のお茶好きです。(ちなみに2年ほど前からコーヒーのおいしさにも急にめざめたので「何でもいける」ようになりました。)最近入手した紅茶ポットはハリオ社作。細かいメッシュのステンレス製筒型茶こしがポット中心に縦に入っています。「これじゃジャンピンぐが見えない」と思いつつ購入。(我ながら不可解な行動)ところが!このステンレス製の筒型茶こしで高温が保たれるせいか、ほどよく蒸らされてすご~く紅茶の香りが立つのです。一度、その茶こしを取って、ジャンピングを目で楽しんでからお茶を入れてみました。そうしたら・・・香りがあまり強くないことがわかりました。

もひとつおまけに、以前から欲しかった細かいメッシュの茶こしが一体型になった急須を購入。「なんで焼き物に金属の茶こし!?」と、以前からステンレス製の茶こしを陶製の急須に挿入することに疑問を持っていたワタクシ。常滑焼のすんご~く素敵モダンなデザインを発見!しかも、メッシュの茶こしは非常に細かく、同じ常滑焼で一体型。「買うっきゃない」  さらにおいしい煎茶が楽しめるようになりましたnote

ああぁ~専門誌『季刊リコーダー』の入稿 真っ只中。同時にMoriの音楽会準備進行中。そんなワタクシをホット(ポッheart02ト)させるのは、優れたポットから注ぎ出る一杯のおいしい「お茶」なのでございました。しあわせ heart01

    

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笛の会 のみなさん

千葉市中央区宮崎町でリコーダー・アンサンブルを楽しまれている〈笛の会〉のみなさまによる夏休みロビー・コンサートが昨日、同じく千葉市の蘇我というところにあるコミュニティーセンターで行われました。

私は1曲、舞曲の“太鼓のリズム”担当と、司会・進行のお役を仰せつかっておじゃましてきました。

笛の会のみなさんは千葉市では“老舗”のリコーダー・アンサンブル、私が毎年6月に行うMoriのリコーダー音楽会でもいつも楽しい演奏を披露して下さいます。みなさん「楽しい」だけでなく「音楽的な」演奏を常に目標にしていらっしゃいます。ですから、1回のレッスンもおろそかにできません。おひとりおひとりからの反応も鋭いので、毎回レッスンの後は充実感を覚えます。

私が昨日の〈笛の会〉のみなさんの演奏会で感動したのは、ちょうどここ最近私が考えていることとつながりました。それは・・・・私は「おしえている」のではないということ。もちろん、私がレッスンをするグループのみなさんは全部!そうなので、どのグループにも感じることなのですが、私はただ「お手伝い」しているだけなのです。互いの共鳴なくして“良いもの”は可能になりません。

昨日の演奏会のプログラムは、15世紀の舞曲あり、ヘンデルあり、ポピュラーあり・・・のバラエティに富んだ楽しい内容でした。聴きに下さった方が一緒にメロディをくちずさんでくださったり、軽く手・足を動かして拍子をとりながら楽しんで下さったり、会場がすっぽりと〈笛の会〉のみなさんの音楽につつまれて、ほんとうに良い空間を創りだしていました。最後に歌詞もご紹介した《ふるさと》では、みなさんちゃんと声を出して歌って下さったり・・・小さなお子さんもいらっしゃいましたが、1時間弱のプログラムを最後まで静かに聴いてくれました。

総勢8人の〈笛の会〉ですから、いちばん端と端のお二人にはかなりの距離感があります。けれども、ずっと“指揮者不在”のスタイルで、〈笛の会〉のみなさんは演奏を楽しんでくださっています。ですから、会場の響きの良しあしによっては、お互いの音が聴きづらくなり、拍子を合わせづらくなり・・・ヒヤッとする場面もあります。けれども昨日の〈笛の会〉のみなさんは・・そんな時も身体の動きや、できる範囲の視線のやりとりで、すんなりと切り抜けてしまったのです。また、8人全員が、ソプラノとアルト・リコーダーの運指を覚えていますから、楽器さえあればカルテットの楽器全部、全員が吹くことができます。曲間にそんなことをお話ししながら、これはすごいことだわ~・・・と改めて感動しながらマイクをにぎりしめておりました。

どんなことでもそうですが・・・音楽の場合、レッスンを受ける側、レッスンをする側、共鳴し合わなければ良い結果にはなりません。〈笛の会〉のみなさんの“今”は、みなさん自身の「リコーダーと音楽を楽しみたい」という気持ち99%!そしてわずか1%、いえ1%未満の私の“お手伝い”です。素敵な演奏をありがとうございました。

おまけ・・・この夏休みワタクシは自称“教育ママ”になりました。折り取ったオニの角は数知れず、怒号が飛び交う小さな部屋の中で、果たしてママゴンと子供の関係は共鳴し合うことが出来たでしょうか・・はぁ・・自分のいちばん身近なこととなると皆目わからないワタクシです・・・・月曜日から新学期(涙)

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笛の会 のみなさん

千葉市中央区宮崎町でリコーダー・アンサンブルを楽しまれている〈笛の会〉のみなさまによる夏休みロビー・コンサートが昨日、同じく千葉市の蘇我というところにあるコミュニティーセンターで行われました。

私は1曲、舞曲の“太鼓のリズム”担当と、司会・進行のお役を仰せつかっておじゃましてきました。

笛の会のみなさんは千葉市では“老舗”のリコーダー・アンサンブル、私が毎年6月に行うMoriのリコーダー音楽会でもいつも楽しい演奏を披露して下さいます。みなさん「楽しい」だけでなく「音楽的な」演奏を常に目標にしていらっしゃいます。ですから、1回のレッスンもおろそかにできません。おひとりおひとりからの反応も鋭いので、毎回レッスンの後は充実感を覚えます。

私が昨日の〈笛の会〉のみなさんの演奏会で感動したのは、ちょうどここ最近私が考えていることとつながりました。それは・・・・私は「おしえている」のではないということ。もちろん、私がレッスンをするグループのみなさんは全部!そうなので、どのグループにも感じることなのですが、私はただ「お手伝い」しているだけなのです。互いの共鳴なくして“良いもの”は可能になりません。

昨日の演奏会のプログラムは、15世紀の舞曲あり、ヘンデルあり、ポピュラーあり・・・のバラエティに富んだ楽しい内容でした。聴きに下さった方が一緒にメロディをくちずさんでくださったり、軽く手・足を動かして拍子をとりながら楽しんで下さったり、会場がすっぽりと〈笛の会〉のみなさんの音楽につつまれて、ほんとうに良い空間を創りだしていました。最後に歌詞もご紹介した《ふるさと》では、みなさんちゃんと声を出して歌って下さったり・・・小さなお子さんもいらっしゃいましたが、1時間弱のプログラムを最後まで静かに聴いてくれました。

総勢8人の〈笛の会〉ですから、いちばん端と端のお二人にはかなりの距離感があります。けれども、ずっと“指揮者不在”のスタイルで、〈笛の会〉のみなさんは演奏を楽しんでくださっています。ですから、会場の響きの良しあしによっては、お互いの音が聴きづらくなり、拍子を合わせづらくなり・・・ヒヤッとする場面もあります。けれども昨日の〈笛の会〉のみなさんは・・そんな時も身体の動きや、できる範囲の視線のやりとりで、すんなりと切り抜けてしまったのです。また、8人全員が、ソプラノとアルト・リコーダーの運指を覚えていますから、楽器さえあればカルテットの楽器全部、全員が吹くことができます。曲間にそんなことをお話ししながら、これはすごいことだわ~・・・と改めて感動しながらマイクをにぎりしめておりました。

どんなことでもそうですが・・・音楽の場合、レッスンを受ける側、レッスンをする側、共鳴し合わなければ良い結果にはなりません。〈笛の会〉のみなさんの“今”は、みなさん自身の「リコーダーと音楽を楽しみたい」という気持ち99%!そしてわずか1%、いえ1%未満の私の“お手伝い”です。素敵な演奏をありがとうございました。

おまけ・・・この夏休みワタクシは自称“教育ママ”になりました。折り取ったオニの角は数知れず、怒号が飛び交う小さな部屋の中で、果たしてママゴンと子供の関係は共鳴し合うことが出来たでしょうか・・はぁ・・自分のいちばん身近なこととなると皆目わからないワタクシです・・・・月曜日から新学期(涙)

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Moriのリコーダー音楽会 vol.6

ゴールデンウィーク、みなさま春を満喫されたことでしょう。
一方で・・悪天候による思いがけない事故、たび重なる自動車事故・・・
このところそんなニュースが多すぎますね・・・・そんな事故の様子が聞こえるたびに
胸が痛みます。
さて、春はMoriのリコーダー音楽会の季節です。
この音楽会は、千葉県のリコーダー愛好家の方たちが集います。
練習にも熱が入ってきました。音楽会の発表ですからもちろん、
同じ曲をゆっくりと時間をかけて仕上げていくのですが、
レッスンの度に少しずつ進歩があり、新しい発見があり、
リコーダーを楽しむ皆さんと一緒に私も一歩ずつ前進しているという
思いがあります。改めて、皆さんに感謝いたします。
昨年から、ヴィオラ・ダ・ガンバの西谷尚己さんをお迎えし、
独奏曲を披露して下さる皆さんの通奏低音が充実してきました。
西谷さんと、チェンバロの平山亜古さんに囲まれて演奏する心地よさ lovely 
をすでに知った独奏曲リピーター ♪ の皆さんと供に、
今年新たに独奏に取り組んで下さった方が昨年より増えました。
Moriのリコーダー音楽会 vol.6
2012年6月9日(土)
千葉市美浜文化ホール 2階 音楽ホール
13:00開演(12:30開場) 17:00終演予定
問い合わせ:Moriのリコーダー音楽会事務局
電話/043-242-9393(9:00~21:00)
企画:森吉京子
後援:NHK文化センター千葉教室
    千葉市音楽協会
【出演】
NHK文化センター千葉教室(千葉市)/NHK文化センター柏教室(柏市)/笛の会(千葉市)/リコーダーアンサンブル ポレポレ(姉ヶ崎市)/あんさんぶる みおふぃ(市原市)/プチフール(千葉市) ほか
【プログラム】
ジーク作曲:アフリカ組曲 第2番/チャールトン作曲:ファンタジーの花束/金子健治編曲:アリエッティ・ソング/ヘンデル作曲:水上の音楽 より/ルイエ作曲:ソナタ イ短調/シェドヴィル作曲:ソナタ ト短調/クープラン作曲:王宮のコンセール 第1番 ほか
【ゲスト ミニ・コンサート】
イタリア音楽の華 ~フレスコバルディのカンツォン~
森吉京子(リコーダー)/西谷尚己(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/平山亜古(チェンバロ)
入場無料、全自由席
参加者全員で合奏も楽しみますので、リコーダーを持ってお出かけください。毎年思うのですがなかなか現実のものにならず・・・・なるべくなら全体合奏曲は、前もって楽譜が欲しいですよね。急ぎ手配したいと考えています。少しだけお待ちくださいませ~ happy02
では、会場でお目にかかります!

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もうすぐ Moriのリコーダー音楽会 vol.5

6月24日(金)はMoriのリコーダー音楽会vol.5 です。

2011年6月24日(金)13時開演、17時終演予定。千葉市美浜区 美浜文化ホール 2F 音楽ホール 入場無料

グループレッスンも個人レッスンも、あとは会場でのリハーサルを待つだけ、みなさんの熱気(と焦り!?)もいよいよ増してまいりました。

今年も本当に楽しみです happy02 おひとりおひとりお忙しい毎日をやりくりしながらステージでの表現をひとつの目標に練習を重ねてきてくださいました。いつも音楽会が近づくとほんとうに心からの感動を覚えるのですが、これはもう、趣味での楽しみの範囲をこえていますね・・・毎日がリコーダーの私でも負けそぉ・・・な勢いです。

もちろん、自らのリコーダー演奏で精進することが私の人生の中でいちばんたいせつなことなのですが、こうしてリコーダーを愛好するみなさまとリコーダーとその音楽を供に楽しむことはすでにそれと分かつことの出来ない大事なことだと思っています。どちらが優先であるとか・・・もはや私にはあまり重要なことではありません。演奏も指導も、必要とされるものはすべて私のリコーダー人生にとっては第1位にのぼります。たまに・・それをなんとか区別しようとする奏者に出会うことがあり、むしろ残念なことに思うのですが、こんなにもリコーダーを愛好する人たちが純粋に音楽を愛していることがわかるので、私自身もそれ、と目指したのではなく自然とそういう境地に導かれてきたように思います。

Moriのリコーダー音楽会はそういう意味で、リコーダーを己の人生の中心に据えてきた私にとっては、人生の恵みに心から感謝する日でもあります。

レッスンを通して思うこと -

最近、生徒さんの演奏を聴きながらそれをより良いものにしたいと思うとき、すべての瞬間で私は心にあることを念じていることに気づきました。私が聴いてどう思うか、ではなく、その音楽が真の音楽として鳴り響くようになるために助言するべきことを私に知らしめてください、と。私の口をついて出てくる言葉は私のものであって私のものではなく音楽そのものでありたいと願います。レッスンは音楽そのものに自らが近づくための、私にとってのたいせつな修行の場でもあります。

できるだけ自分の意思の範疇をはるかに越えたところからの真の音楽の言葉で語りたいものです。

今年のMoriのリコーダー音楽会は、第1部には古い時代の作品、第2部には新しい時代の作品、というふうに、すべてのグループに2回のステージを経験していただくことにしました。1日、リコーダー三昧の時間を楽しんで頂きたいと思います 

全体合奏の時間もあります。ご興味のある方はぜひ、リコーダーを持ってお越しください。全体合奏で演奏する曲は、スザートTielman Susato (c.1500-c.1561)の舞曲集《ダンスリーDanserye》からパヴァーヌ“戦い”を演奏します。

入場無料です。会場でお目にかかります notenotenote

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《いい音!》 で2011年を迎えました

新しい年になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年は1月4日、アンサンブル室町の舞台で始まりました。舞台演出も関わる大きな舞台でした。現代音楽に対するお客様の熱狂ぶりに年末から重ねたリハーサルが思い出され、今年もいい仕事で新年を迎えられたことにしみじみと感謝いたしました。

レッスンは、1月最初の連休から。浅科ログハウスが最初でした。人の住まわないログハウスですので、レッスン開始1時間前に到着してあわてて暖房をつけたところで寒さは改善されず・・・bearing 震える指で一生懸命リコーダーを吹く生徒さんに申し訳ない気持ちでいっぱい、ほんとうにごめんなさい!お風邪などひかれていないでしょうか・・・2月に小さなコンサートを予定していらっしゃるグループのみなさん、そんな寒いログハウスでのレッスンでもいつも以上に熱心で真剣でした。個人レッスンでいらっしゃる方も、デュエットでいらしてくださる方も・・新年にふさわしいすがすがしい音色で楽しませていただきました。今年の9月にはぜひ、小さなMoriのリコーダー音楽会 in 浅科ログハウスをしましょう!

・・そして、1月12日には、昨年から楽しみにしていた《いい音!》プロジェクトがはじまりました happy02

千葉市周辺で私がレッスンを行う生徒さんを中心にお声を掛けさせていただきましたが、年明け早々にもかかわらず、たくさんの方にお集まりいただきました。何より、おひとりおひとりが、リコーダーの“音作り”に熱意を持っていらっしゃることに改めて気づかされ、私も、今後このプロジェクトを重ねていくに当たっての心構えがしっかりとできました。“体験”とさせていただいた第1回のレッスンにはいらしても、日程の関係で参加できなくなってしまう方もいらっしゃるかと思いきや・・・第1回目にいらしてくださったみなさんは少なくとも、当日の話し合いの結果おひとりも漏れず継続していただけることにまず、ほんとうにうれしく思いました。

第1回目は、自分の身体を使って楽器の音を出す、ということを改めて考えてみました。首周りの筋肉の硬さはないか、肩甲骨から指先に至る本当の“手”に筋肉の硬直はないか、そこからはじめました。もちろん、椅子に腰掛けるときの姿勢も考えました。

6月までおよそ10回を予定している《いい音!》プロジェクトの目標はただひとつ、“自分の音を聴く”ことです。こまごまとした説明や練習、参加者の前でおひとりずつ音色を披露していただくことに至るまで、すべてはそのひとつの目標に向かっています。

NHK文化センターの教室をはじめ、《いい音!》にご参加くださったさった生徒さんが参加するグループのレッスンは昨日からはじまりました。そして、昨日の大発見は・・・すでにどのグループもその中でリコーダーの“音”に対する意識が高まり、レッスンへの集中力も今まで以上ですし、何より響きがぐんと良くなってきたことです!

容易には信じられないほど・・ほんとうに驚きました。

リコーダーのレッスンをしていると“自分は生かされてる”と感じます。昨日は、そのことを改めて強く実感した1日でした。

みなさんの熱意に少しでもお応えできるよう・・・それが《いい音!》を始めた今年の抱負です。

おまけ・・・いつも行く、ごく普通のスーパーマーケットで、梅の切り枝が売っていました。果たしてたくさんのつぼみがちゃんと開くかもわからないし・・いつもは指をくわえて素通りしていましたが、今年は「えいやっ!」と初めて買ってみました。とにかく私は梅が、その実も花も好きなのです(たぶん母の影響)。

心配に及ばず。リビングで、かわいらしいつぼみをどんどん開いて梅の香りを放っています cherryblossom (→これは桜ですが・・・)まだまだ春は遠いのに。ここ“のぶとちょう”で小さな春のひとときです。

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いい音!プロジェクト

2010年もあとわずか、そろそろ、来年6月のMoriのリコーダー音楽会vol.5の内容をいろいろと考えています。

毎年、選曲はもちろん悩むところですが、昨年も実感しましたが・・1曲を満足な仕上がりにするためにかかる時間をどのグループのみなさんも予測がつくようになってきて、譜読み段階での集中力がついてきたように思います good 経験はたいせつですね。

さて、いつかこのMoriのリコーダー音楽会で実現させたいと思っていたのですが、今年は、グループの枠を超えて、ひとつ、新たなグループを、Moriのリコーダー音楽会で演奏するために練習を重ねるグループを結成したいと考えていました。そこで・・・来年は、《いい音!プロジェクト》と題しまして、普段のグループでは譜読みや難しい箇所の集中練習、つまり、音を“ともかく”出す、ことと指を“ともかく”動かすことに終始してしまうところから生じる問題点を解決すべく、リコーダーの“音色づくり”について考える小さなプロジェクトを立ち上げることにいたしました。

リコーダーのいろいろな音色とは・・と考えていて、留学時代に入手したマイケル・フェッターM.Vetterという人の著書のタイトル『笛の甘い音、苦い音 Il flauto dolce ed acerbo』を思い出しました。初版は1969年(!)で、副題には、“リコーダーの新しい音楽を演奏する人のための手引きと練習”とあります。冒頭にはリコーダーの現代奏法に用いられる響きを生み出すための特殊な運指がずらりと並び、10のチャプターに分類された膨大な数の運指にまず圧倒されます。何せ、著書の約半数のページを占めていますから coldsweats02 その後に続く現代リコーダー奏法の特殊な響きを生じさせるための数々の記号の説明はともかく、アーティキュレーションや息づかい、ヴィヴラートの仕方やダイナミクスの方法などは、時代やスタイルの違いを超えて、まさに普遍的なメソッドともいえます。タイトルの“甘い音、苦い音”とは、さまざまな息づかいや指づかい、そしてタンギングなどのテクニックを駆使してのリコーダーのいろいろな音色、を指しているのでしょうか。時にやわらかく、時に緊張感のある強くかたいリコーダーの音色・・・目の前で落ちて終わってしまう音もあるし、1軒先の屋根を越えて飛んでいく音もあります。音は自由自在なのです、だからこそ、コントロールが必要です。

久しぶりに開いて・・・いい本だと改めて思いました。1950年代の終わりから70年代にかけて、リコーダーの奏法について書かれた本の中には、今でも変わらず役立つものがたくさん残されています。

Moriのリコーダー音楽会での演奏を目標に、来年1月から始める《いい音!プロジェクト》では、リコーダーの音色づくりの基本に戻り、安定した息づかいを得るには・・というところから考えていきたいと思っています。

自然風がウィンドウェイに入っても音が出てしまうリコーダー、だからこそ、音楽的な旋律線を生み出す一音一音にするには、息のコントロールが必要なのです。そして、実は、息のコントロールの技術は「音が出た!」というところから一歩踏み出さなければ、少しだけ辛抱強く経験を重ねなければなかなか得られないことも・・・事実なのです。2本、3本とリコーダーを重ねてアンサンブルをすることは楽しいです、でも“息のコントロール”がなおざりにされてしまって、作曲家が意図した複雑な和音の進行中に生じる緊張と弛緩の関係が忘れられているのを耳にすると、残念だなぁ・・・と思います。

Moriのリコーダー音楽会にご参加くださる私の生徒さん中心に、改めて考えるリコーダーの“音づくり”にたいへん興味を持ってくださって、この小さなプロジェクトは、来年1月から千葉で行なうことになりました。地味な練習の積み重ねを行う時間になりますが、ぜひとも美しいリコーダーの音づくりを実感していただいて、日頃楽しむそれぞれのグループに戻ったときに、大いに役立てていただければ・・・と思います。

来年1月から、《いい音!プロジェクト》始まります happy02

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